切り取った風景画 記号の羅列と睨み合い
深緑の世界は未だ私に理解を迫る

精神の退廃を防ぐのは空想か否か

白線が伸びる間すべき仕事はコミュニケーション
4分進んだ時計が無駄な期待を煽るのだ

論理と感情のマルチタスクは可か否か

此処が世界だろうか 何処へだって行けそうだ
最早実態を伴う必要性も無いだろう
君の元へだって飛んで行くさ

暇潰しに哲学 事実の途中に知識切れ
机上の嘘を暴けど未来が見える訳でもない

等式と不等式に真実は在るか否か

何時報われるだろうか 何時だってこの存在は
君に支配されていた そう全ては全てを超える
縛り付ける糸も今は見えぬ

『君の元へだって飛んで行くさ』